ヒトツバタゴの花・・・長崎水辺の森公園

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GW直前のこと(4/24)、古い話ですみません。
いつもの水辺の森公園にヒトツバタゴの花が咲いていました。
この公園に、この樹があるとはこれまで気づきませんでしたが、たまたま通りかかったら白い花が。
ヒトツバタゴは何の変哲もない樹木なので、花が着いていないと気づきません。

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「ヒトツバタゴ」 「ナンジャモンジャノキ」 「ウミテラシ」 この3つはいずれも同じ樹の名前で、正式な和名はヒトツバタゴです。
ヒトツバタゴは、モクセイ科の大陸系の樹木で、長崎県対馬に群生地(天然記念物)があり、岐阜県などに単木で点在しています。その他の地域のものは自生ではなく人工的に植えられたものです。
岐阜県のそれも、元々は防人が対馬から持ち帰ったものと信じていますが、なにせ1300年前の大昔ことなので、ここは自生といってもいいでしょう。

●ヒトツバタゴ(一つ葉タゴ)・・・複葉のタゴ(トネリコ)に似た一つ葉(単葉)の木
●ナンジャモンジャノキ(なんじゃもんじゃの木)・・・なにやら見たことのない名前の分らない木
●ウミテラシ(海照らし)・・・対馬の群生地では、満開のとき海面を白く照らすことから

DSCF4482.jpg

この木はまだ幼木なので、花の量は多くありません。
大きくなると花に葉が隠れて、木全体が白く見えます。

ヒトツバタゴを庭に植えているのを時々見かけますが、庭に植えてはいけません。
20メートルほどの高さに成長しますので、将来持て余すことになりますし、剪定すると数年は花が着かなくなります。
広大な庭をお持ちの方は、どうぞ植えてください。

DSCF4478.jpg
近くで花を見ると、清楚で可憐です

過去の関連記事はこちら→ヒトツバタゴ


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