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ながさきの森林(もり)

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世界遺産飛騨白川郷・・・合掌造りの村

 北アルプスの次の日10月29日、高山を朝早く立ち、あこがれの世界遺産 白川郷へとやってきました。とてもよい天気で、かやぶきの屋根が朝日に白く輝いていました。
 合掌造りの最大の特徴、急勾配の屋根が立ち並び、独特の雰囲気をかもし出しています。

白川郷合掌造り2
和田家の合掌家屋

 こんなに大きな家を建てることの必要性と、それを可能としたのは、なぜでしょうか。
 経済的な富が存在していたことがあるでしょうし、大家族を収容するスペースが必要だったことも。
 また、大家族による労働力を生かした、養蚕、紙漉などの作業スペースとしても必要だったし、この家内工業が富へとつながったと思われます。屋根組みに使われる部材となる大径木の入手が可能であったこと、建築や定期的な葺き替えなどの補修に村人が総参加する体制が整っていたことも大きな要因だったのでしょう。
 昔はどこにでも、このような集落の共同作業があったのですよね。 

白川郷
丘の上から見る合掌造りの集落

 この集落の遠景は、近くから見るより合掌造家屋の並びや向きがよく分かり、また景観としてもすばらしいです。

白川郷合掌造り1
洗濯物に生活臭があり、これも良し

 少し残念なのは、集落全体が観光地化され、ほとんどが民宿や土産物屋になっています。観光客も次から次へと押し寄せ、村の入り口では大渋滞。人・人(私もその一人)であふれかえっていました。
 また、田畑の所有者が、農地法の許可を受けないまま観光客向けの有料駐車場に転用しているのが数箇所あることがわかったそうです。

栃の実

↑ネットに皮をむいた栃の実入れ、湧水の流れにさらしていました。栃餅や栃煎餅にするのでしょうか。
こんな光景は好きですね。

合掌造り パステル
パステル風合掌造り
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