五島列島も見える・・・角力灘

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長崎市から西海市(さいかいし)にかけては海岸線の高いところを道路が走り、西側にはとても美しい海が広がっています。
この海を「角力灘(すもうなだ)」といいます。
仕事でこの道を走ったので、コンデジでパチリ。
                     《画像は全てクリックで拡大できます》
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角力灘には小島や奇岩が美しい風景を織り成しています。

この日はやや靄が懸かっていましたが、遠くには約60kmの海を隔てて五島列島の稜線がうっすらと見えていました。

仕事上の付き合いでしたが東京の地質・防災研究者Sさんはこの海が大好きで、定年退職後はここに家を建てて、この海を見ながらゆっくり研究をしたいといつも言っていましたが、定年前に帰らぬ人になってしまいました。
この海を見ると彼のことが思い出されます。

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この島は、上写真の北側に浮かぶ旧炭鉱の島「池島」

西彼杵(にしそのぎ)半島の西沖合約7kmにある周囲約4kmの池島(長崎県長崎市、旧外海町)は九州最後の炭坑の島です。
松島炭鉱により、1959年から出炭が始まり、最盛期の1985年には150万トンを越える石炭が採掘されましたが、1998年の電力自由化によって池島の石炭は安価な海外炭に押されるようになり2001年11月に閉山。当時約2,500人いた従業員はすべて解雇されました。
現在は300人程度が暮らしているそうです。

空から見た「池島」
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国土交通省 国土情報ウェブマッピングシステムからお借りした航空写真


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