全ての人に食べ物を・・・セカンド・ハーベスト・ジャパン

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東京、上野の森

都美術館を出ると、ある一定の方向に歩いている人々がいた。
ひのきも引き寄せられるように、その方向に歩いていくと、多くの人が集まっている。
ベニヤの看板が立っていて、説明が書いてあった。
説明書きを写真に撮ろうと、カメラを構えると一人の男性が駆けてきて「写真はダメだ!」と叫んだ。
「人は撮らないから、看板だけ撮らせて」と頼むと、「それもダメだ」と。

既にシャッターを1枚だけ切っていた。

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NPOの「セカンド・ハーベスト・ジャパン」という組織が、食料の炊き出しをしていたのです。

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様々な理由で流通できなくなった食品を無償で引き取り、それを生活困窮者や路上生活者に無償で届けているのです。
東京のような大都会では、このような炊き出しは珍しくないのでしょうが、地方のひのきとしては初めて見る光景だったので、大変興味深い出来事でした。
ひのきのコメントは無用なので、セカンド・ハーベスト・ジャパンのホームページの一節を紹介します。

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セカンド・ハーベスト・ジャパンとは?

セカンドハーベスト・ジャパンは食品製造メーカーや農家、個人などから、まだ充分食べられるにも関わらずさまざまな理由で廃棄される運命にある食品を引き取り、それらを児童養護施設の子供たちやDV被害者のためのシェルター、さらに路上生活を強いられている人たちなどの元に届けるフードバンク活動を行っています。セカンドハーベスト・ジャパンは、日本初のフードバンクです。

セカンドハーベスト・ジャパン(2HJ)は、日本には社会生活の中で安全で十分な栄養含む食べ物を手に入れることのできない、「フードセキュリティ=食糧確保」が欠けている状況に暮らしている人々が少なくとも65万人はいると考えています。

同時に、東京では毎日6000トンもの食料が廃棄されています。もし、私たちがこの食料の廃棄を防ぐことができ、この6000トンの食料のうちのほんの一部でも配布することができれば、何十万人もの人が食べ物を手に入れることができます。
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