日本三大珍味・・・長崎名物「からすみ」

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「からすみ」を頂きました。

元来は舶来品であったからすみが日本で作られるようになったのは江戸時代初期だと言われています。
中国から伝来当時は鰆(サワラ)の卵でつくられていましたが、長崎半島の先端部の野母崎地方でよく捕れる鯔(ボラ)の卵で製造することが長崎の名産品になった由来と伝えられています。

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日本三大珍味とも呼ばれ、名前の由来はその形状が中国製の墨、唐墨に似ていることから付けられたというのが定説です。

製法はボラの卵巣の膜を切らないように取り出し塩を塗りつけ、樽で3~6日漬けた後、塩抜きしたものを天日干しにする、という工程を繰り返して仕上げていきます。

大変手間がかかるので、お値段は張ります。
ひのきも数回しか食べたことがありません。もっぱら、頂き物で・・・

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長崎でメジャーなお店(製造販売店)は、「高野屋」か「小野原」

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小野原本店の建物は、黒漆喰の商家建築で、貴重な文化材として文化庁登録有形文化財(建
造物)に登録されています。
かつては、毎日このお店の前を通勤で歩いていましたが、一度も買ったことがありません
息子の上司が長崎にいらっしゃった際、お土産に差しあげたのは、別のお店「高野屋」でした。

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薄くスライスし、そのまま食べるのが一般的ですが、軽く炙っても香りが高く美味しいです。
今回はスライスで食べましたが、好き嫌いは別にして「高価な珍味」ということだけは間違いないです。
パスタやお茶漬け等塩気が欲しい料理に使っても美味しいですが、ちょっと贅沢ですね。


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