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ながさきの森林(もり)

--------------------------------------------------森林、長崎、対馬、興味深い出来事、ヘェ~な話

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お牛さまからのお土産・・・全国和牛共進会

長崎県のハウステンボスで開催中(29日まで)の「全国和牛能力共進会」において、長崎県の牛が「肉牛の部」8区で、初の日本一に輝きました。

今朝の長崎新聞       《画像は全てクリックで拡大できますよ》
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これで「長崎牛」のブランド力が高まることでしょう。
出品者を始め関係者の皆さま、おめでとうございます。

そもそも、9区に分かれる出品区分の8区「若雄後代検定牛群」とは、大会の出品牛解説書によると「次の世代を担う能力の高い種雄牛の発掘と、現場後代検定の普及促進を狙った出品区。個人又はグループによる出品で、同一種雄牛の産子の虚勢肥育牛3頭を2群として出品。出品牛の父牛には年齢の制限が設けられ、産肉能力について一定以上の水準が求められる。」とあるが、素人には何のことやら(笑)

因みに、4区「繁殖雌牛群」の審査項目に「の品位」というのがある。
「品位を欠く」から「品位に富む」までの5段階評価を行うそうです。
雌牛は、やはり美人美牛でなくては・・・ということ?

大会の各県ブースで記念品を色々頂きましたので、少しご紹介を。

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手拭い3本
上から、岩手牛、豊後牛、飛騨牛
岩手の手拭いはワンポイントのシンボルが入ったシンプルなものですが、柄と色が気に入りました。
飛騨牛の「一つ心」はメロディーがあるのでしょうね。

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3つのクリアーホルダと、岩手牛のボールペン、宮崎牛のキーホルダー
数字が書いてあるのは牛の成長早見表ですが、多分決して使うことはありません。

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岩手県江刺のアップルジュース、青森牛のスープ?と思いきや青森リンゴジュースでした。
青森産のニンニク。これが大人気。長蛇に並んで頂きましたが、ひのきが最後の1個でラッキーでした。青森産のニンニク、スーパーで1玉200円位しますね(直ぐに金に換算するケチ親父)。

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飛騨牛の「牛ぼぼ」ストラップと大会実行委員会からのタイピン。
岐阜県には「さるぼぼ」という、子供が健やかに育つように祈るお人形がありますが、その牛バージョンで、これは購入しました、400円也。ケチなひのきも欲しいものは買うのです、先も永くないので。
タイピンは来賓だけの特権 ヘッヘッヘッー 、金色ですが、まちがっても金ではありません。原価は青森ニンニクと同じくらい。


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和牛のオリンピック開幕・・・全国和牛共進会

佐世保市の「ハウステンボス」で、5年に1度開催される「全国和牛能力共進会」が25日に開幕しました。29日までの5日間、全国から約500頭の和牛が参加し、「種牛」と「肉牛」の部門で全国1が競われます。

また、サテライト会場として島原市の復興アリーナでも様々なイベントが26日から開催されます。
島原では「さだ・まさし」のライブコンサートもあるんだって。

25日の開会式典の模様
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岩手県の皆さん

出品者の入場行進では、東北被災県の皆さんに一層大きな拍手が沸き起こりました。

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宮城県の皆さん

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福島県の皆さん

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常陸宮ご夫妻(堅苦しく言うと「常陸宮同妃両殿下」)をお迎えした。

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つしまひのきは、両殿下正面の報道席に紛れ込み写真撮影。
長崎にこんなたくさんの放送局があったっけ?

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アトラクションは、定番の龍踊り。

踊っているのは、長崎のホテルや土産物店など観光関係の従業員の皆さんで組織したグループ。
本当の踊り町に比べると、うーん・・・・

一通り式典が終わり、メイン会場から外へ出ると
IMG_0962.jpg
無料で和牛が試食できるブースでは、このとおり。
和牛お目当ての一般客で列の終わりが見えませーん。試食開始1時間前から並んでいました。
たかが一切れの肉のために1時間も並べるか! フン。

ところが鹿児島県のブースで試食開始前の試し焼きの肉をしっかりゲット。タダ肉はやっぱりうまいねー(笑)

試食は無いけど、ほかのブースも回ってみました。

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飛騨高山旅行でとても美味しかった飛騨牛のブース
「ねさま」さーん、見てますかー?
「副館長」さんも、見てますかー?

「猿ぼぼ」ならぬ「飛騨牛ぼぼ」が売ってたので、なかなか面白くてゲット。

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飛騨牛の若き応援団も到着しました。

出品牛の仮設牛舎にも潜入することに。
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青森県の牛舎
青いオべべがよく似合う。
床には畳が敷いてあり、その上に敷き藁。お牛さまです。

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洗い場に行くと、5人掛かりでシャンプー中のお牛さま。

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シャンプーが終わると、綺麗に拭きあげて、ブラッシング
こんなピッカピカのお牛さまは、はじめて見ました。

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そうそう、剃刀でのムダ毛処理も忘れてはいけません。

綺麗に化粧が終わったところで、スタジオで記念写真撮影  184番さんどうぞー
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はい、ポーズ ! いいよ、いいよー、そのまま、そのままー

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なかなかポーズが取れないお牛さまも
「お尻をもっとこっちに!」 でも、なかなか動きません。

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お母さん牛(繁殖牛)は、お尻の形も大切です。パチリ


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| 動物 | 16:18 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑

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一年中走り回る長崎くんち

今年の長崎くんちは閉じましたが、走り回る「くんち」がいました。
「タカラ長運」という運送会社のトラック。

時々見かけていましたが、すっと走り去るので、これまで写真に撮れませんでした。
今回、幸いにも信号で止まったところを職場の窓からコンデジでパチリ。

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くんちファンの心をわしづかみにする、にくいPRです。
いくつかのバージョンがあるようですので、別のを撮るべく頑張ります。一日中窓の外を見ながら(笑)

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車体の前方
くんちの風俗と演し物の川船がいくつか。
子供が唐子風でおもしろい。

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車体の後方
「鯨の潮吹」を中心に「傘鉾」「川船」が描かれています。
アニメ風で、あまりリアルでないのが只者ではない。


10月25日~29日に、ハウステンボスで5年に一度の全国和牛のオリンピック「全国和牛能力共進会」が開催されます。
明日25日は、来賓として?早朝から開会式に出席しますのでブログチェックが出来ないかもしれません。悪しからず。
無料の和牛食べ比べに釣られて行くのです(笑)
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| 祭り | 17:36 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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五島列島も見える・・・角力灘

長崎市から西海市(さいかいし)にかけては海岸線の高いところを道路が走り、西側にはとても美しい海が広がっています。
この海を「角力灘(すもうなだ)」といいます。
仕事でこの道を走ったので、コンデジでパチリ。
                     《画像は全てクリックで拡大できます》
PA092014.jpg
角力灘には小島や奇岩が美しい風景を織り成しています。

この日はやや靄が懸かっていましたが、遠くには約60kmの海を隔てて五島列島の稜線がうっすらと見えていました。

仕事上の付き合いでしたが東京の地質・防災研究者Sさんはこの海が大好きで、定年退職後はここに家を建てて、この海を見ながらゆっくり研究をしたいといつも言っていましたが、定年前に帰らぬ人になってしまいました。
この海を見ると彼のことが思い出されます。

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この島は、上写真の北側に浮かぶ旧炭鉱の島「池島」

西彼杵(にしそのぎ)半島の西沖合約7kmにある周囲約4kmの池島(長崎県長崎市、旧外海町)は九州最後の炭坑の島です。
松島炭鉱により、1959年から出炭が始まり、最盛期の1985年には150万トンを越える石炭が採掘されましたが、1998年の電力自由化によって池島の石炭は安価な海外炭に押されるようになり2001年11月に閉山。当時約2,500人いた従業員はすべて解雇されました。
現在は300人程度が暮らしているそうです。

空から見た「池島」
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国土交通省 国土情報ウェブマッピングシステムからお借りした航空写真


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| 絶景 | 00:00 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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長崎くんち(5)・・・セレクション

長崎くんちシリーズをご覧頂きありがとうございました。
このシリーズも、来年の「長崎くんち」までお休みです。

今回はシリーズ最後として、これまでに撮り貯めた「長崎くんち」の演し物(だしもの)の画像をいくつか紹介いたします。演し物の年度は様々ですので、ご容赦を。

「くんち」1日目。諏訪神社の境内では奉納踊りが演じられます。
午前7時、観客は英彦山から上る朝日に赤く染まりながら、これから始まる演し物への期待に胸が高まります。

 《画像は全てクリックで拡大できます》
DSCF3292.jpg

本踊り(ほんおどり):桶屋町(おけやまち)
DSCF3300.jpg
踊り手さんが朝日に浮かびあがり、それはそれは美しくも眩しかったのです。
手前は「長崎検番」の梅若さん?

川船:船大工町(ふなだいくまち) (庭先回り)
DSCF0010.jpg

川船:船大工町 (庭先回り)
DSCF0012川船 船大工町
先頭を歩く「采振り」が堂々として、カッコよかった。

龍船(じゃぶね):西濱町(にしはまのまち) (庭先回り)
DSCF1149龍船 西濱町

弓矢八幡祝い船(ゆみやはちまんいわいぶね):八幡町(やわたまち)
DSCF1161弓矢八幡祝い船

鯱太鼓(しゃちだいこ):銀屋町(ぎんやまち)
DSCF1175.jpg

(同上)
DSCF1171銀鯱 銀屋町

(同上)  山を投げ上げます
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龍踊り(じゃおどり):筑後町
DSCF1181龍踊り 筑後町

鯨の潮吹き:万屋町(よろずやまち) 庭先回り
DSCF0040鯨の潮吹き 万屋町

御座船(ござぶね):本古川町(もとふるかわまち)
DSCN0456御座船 本古川

太鼓山(コッコデショとも):樺島町(かばしままち)
PA090548太鼓山 樺島町

(同上)  山を投げ上げる
PA090556_20121017155049.jpg

(同上)  眼鏡橋の上で
PA090592.jpg


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長崎くんち(4)・・・裏方さん

長崎くんち(4)

祭りはどこもそうだが、裏方さんの存在が重要だ。
長崎くんちでも、多くの裏方さんが働いている。

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先にも紹介しましたが、庭先回りの順番を示す旗持ちさんが居ます。
旗と番号で門付の順番を示し、あらぬ方向へ行かないようにし、スムースな進行を図るのです。
観客とっても、この旗があるところで待っていれば必ず庭先回りを見ることができる。
若い女性の仕事で、近年可愛い女性が多い。
ほとんどが大学生のアルバイトだと聞きます。

IMG_0817.jpg
江戸町の旗持ちさん
1番から10番まで居ますが、演し物(だしもの)は1番のところに来ます。すると、1番旗は2番のところへ、2番旗は3番のところへ・・・と移動します。

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「しゃぎり」(囃子)を演奏する囃子方。
主に東長崎地区の人が担当する。篠笛と太鼓で構成される。
演し物(だしもの)の本番では演奏しないが、移動中はずっと演奏しっぱなしです。

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しゃぎりの太鼓。
太鼓方の後ろにリヤカーを引く女性が居ますが、スタッフの飲料水やその他諸々の道具を運びます。
リヤカーの本体が欠けてしまいました。大切な裏方さんです。

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諏訪神社で。
シャギリの囃子方は石畳に何も敷かずに正座します。
因みに、篠笛の中央はひのきの友人H君です。
サラリーマンですが、くんちの3日間はシャギリに専念します

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本踊り(日本舞踊)の演奏方も石畳に直接座ります。雨が降っても。

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踊り町の役員さんも、お花(寄付)を頂きに裏方として走り回ります。
紋付袴にシルクハットが正装です。

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裏方ではありませんが、演し物(だしもの)の中で演奏する子供立ちの顔は観客にはほとんど見えませんので、裏方に近いかも知れません。

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観客も祭りに一体となって溶け込みますので、祭りの盛り上げの一翼を担っていると言っていいでしょう。

DSCF3343.jpg
観客も仕事があります。
モッテコーイ、ヨイヤー、ショモウヤレ などの掛け声をタイミングよく掛けなければなりません。
声が掛かって初めて、演じ手も熱くなってくるのです。
声のかけ方やタイミングは、予め「青どっぽ」(青いハッピを着た応援団)や「白どっぽ」(白いハッピ)が観客にレクチャーし、リハーサルがあります。(「どっぽ」は筒状の袖をいう)
写真の観覧席は本殿に上る階段で、踊場の正面特等席ですが先着順で無料です。県知事や市長さんらはこの最下段に座ります。
因みに砂被りの桟敷席は4人桝で2万4千円。

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街のここそこに掲げられた提灯も裏方で祭りを盛り上げています。傘差して。

IMG_0805.jpg

DSCF0042.jpg
多くの観客(追っかけ)を従えて庭先回りに練り歩く「鯨の潮吹き」。
追っかけは、お気に入りの演し物に一日中ついて回ります。
演じ手、見る人が一体の長崎くんち


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長崎くんち(3)・・・傘鉾(かさぼこ)

長崎くんち(3)

それぞれの踊り町(おどりちょう)は、その町のシンボルの巨大な傘鉾(かさぼこ)を先頭に進み演し物を奉納する。
傘鉾は、踊り町を表すプラカードのような役割がある。

≪画像はクリックで拡大できます≫
IMG_0830-2.jpg
今年の踊り町「江戸町」の傘鉾

傘鉾の上に「飾り」が乗っており、まわりに「垂れ」と呼ばれる布が張ってあってある。飾りと垂れの間を「輪」が囲んでいる。
真ん中には「心棒」と呼ばれる太い竹が通してあり、担ぐための「担ぎ棒」と「握り棒」がついている。
直径2m弱、高さ3~3.5m、重量は130~150kgあるといわれる。これを一人で担ぎ、円を描いて舞う。

担ぎ手は長崎郊外農村部の屈強な男衆が担当する。
○○組が組織され、毎年どこかの踊り町の傘鉾を担ぐ。

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江戸町はオランダ交易を表すVOC(東インド会社)のマークが入った古伊万里の皿の飾り

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反対側には、オランダ商館長が江戸町に贈った町章をあしらった杯。
この町章は、JEDOMATIの頭文字JDMをデザインしたもの。
このロゴが腕枕をして横になった蛸に見えることから、長崎っ子はこれを「たこのまくら」と呼ぶ。

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重い飾りとのバランスを取るために、心棒の下の先には重りとして一文銭が2,500~3,000枚くくりつけてある。
お金を重りに使うとは、出島貿易で栄華を極めた長崎商人らしい。

傘鉾は前座ではなく、これだけで立派な演目で、傘鉾おたくも多い。
傘鉾が舞うときは、点の上ではなく円を描いて回る。
この円が小さいと「ふとまわれー!」の声が掛かる。太う回れ(ふとうまわれ)=大きく回れ である。
長崎では、太いも大きいも高い(背が)も全て「太い」なのです。

今年の「くんち」では江戸町だけしか撮れなかったので、過去に撮り貯めた傘鉾を紹介します。
手振れ、ピンボケもありますが、説明なしで飾り(だし)と垂(たれ)をご堪能ください。


DSCF3294.jpg

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「傘鉾」についての詳しくは こちら→「傘鉾に恋して」


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長崎くんち(2)・・・庭先回り

長崎くんち
指定された会場(有料)では全ての出し物が順に披露されます。
その合間に「庭先回り」で街中を練り歩きます。この重労働が三日間続きます。
江戸町のオランダ船を披露しているのを会場の入退場門からパチリ。
観客席は大入り満員、当日券は無い。

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モッテコーイ! モッテコーイ! の掛け声がかかる。(モッテコーイ=アンコール)

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会場の外ではスタッフが休憩中。子供衆もしばしのくつろぎ。

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オランダの民族衣装が可愛いですね。

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役員の皆さんは、これからのスケジュールや手順の打ち合わせに追われています。

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袴ではなく、ステテコのようなズボンをはいた役員さんは走り回って実務をこなす。

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踊り会場での演技が終わり、さあ、「庭先回り」に再び出発です。

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根曳き衆(ねびきしゅう:だしを曳いたり、担いだりする男たち)は、この重い船を早朝から暗くなるまで街中を曳き回すのです。
ご苦労様です。


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長崎くんち(1)・・・庭先回り

10月7日から9日まで、日本の三大祭り「長崎くんち」でした。
今年は、誰もが知る籠町の「龍踊り」(じゃおどり)が出ましたが、昨今は比較的マイナーと思われていた出し物も人気があり、差がなくなりました。
どの踊り町(おどりちょう)も演技への熱の入れようが大きく、演技の質も驚くほど向上しているようです。

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街中を龍が練り歩きます。「庭先回り」です。
出し物は、指定の会場で踊る(演技する)場合と、企業や商店、個人宅などを回り、門付けする「庭先回り」があります。
庭先回りでは、花(志)を頂くので踊り町としての経費を賄う上で大変重要な仕事です。

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庭先回りをする商店などの門口には、番号札が付いた旗を持った若い女性が立ちます。
庭先回りの順番を示しているのです。
理由は分りませんが、この役は必ず若い女性が勤めます。

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庭先回りの演技

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歌舞伎で言う見栄を決めたところ。ここで「ヨイヤーッ!」の声が掛かります。


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眼鏡橋の上にも、見物客が大勢います。


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対馬ひのきを世に出す(3)・・・dango ダンゴ

《画像は全てクリックで拡大できます》

「対馬ひのきデザインコンペ」参加作品から

ヒノキでできたこの椅子の作品名は「ダンゴ」です。   なぜダンゴか?

ダンゴ

ダンゴ虫です。

身体にフィットして、とても座り心地に良い椅子で、この対馬ひのきデザインコンペの作品で一番気に入っています。


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トップの写真では、ひのきの色が白っぽいですが、実際はこの写真のように赤みを帯びています。

DSCF2672.jpg

下の作者のイメージでは座面の部材が薄いのですが、強度を確保するために試作品は厚くしています。
また、座り心地を良くするために、部材の間隔を狭めています。
部材のカーブは曲げたものではありません。無垢材から一本一本削り出してカーブを出しています。
これが職人技というものですね。

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| 対馬ひのき | 05:00 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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